登録講習機関とは

無人航空機操縦者技能証明書を取得しようとする方々に対し、無人航空機の飛行に必要な知識及び能力の付与するため、国が定める施設及び設備、講師等に係る要件を満たした事業者を登録講習機関として登録する制度です。DOSAは登録講習機関としての登録を受けております(千葉校・愛知校、2023年5月現在)。

DOSA各校の登録講習機関講習への対応状況

DOSA各校では、以下のとおり登録講習機関の講習に対応しております。

名称 事務所名 種類 一等無人航空機操縦士 二等無人航空機操縦士
基本 25kg以上 夜間 目視外 基本 25kg以上 夜間 目視外
株式会社ダイヤサービス DOSA千葉校 マルチコプター
株式会社DRONE Fantasy DOSA愛知校 マルチコプター

ドローン運航事業会社だからこそ伝えたいことがあります。その一部がCRMであり負傷者救護です。このためDOSAの登録講習機関講習では、以下のとおり独自の科目を必修科目として追加いたしました。

(1) 「負傷者救護」を学科必修科目として独自に追加

2022年12月の改正航空法より、ドローンによる負傷事故発生時の負傷者救護が義務化されました。従来よりDOSAでは、応急手当講習を民間資格のオプションメニューとして実施してまいりましたが、航空法に明記をされた以上、指導する側が詳細な指導をせずに講習を終わらせるのはエアマンシップに大いに反すると判断し、負傷者救護の学科科目を独自に必須内容として追加することにいたしました。受講される皆さまにはご負担となるかもしれませんが、当社としては今後も当たり前のことを当たり前に行っていく所存です。

学科科目 時間
①応急手当スキル・知識の必要性 15分
②応急手当のポイント 15分
③感染症対策(スタンダードプリコーション) 15分
④一次救命処置(BLS〜CPRまで) 1時間15分
⑤止血方法 1時間
⑥PRICES処置法 1時間

民間講習として単独受講希望の場合はこちら

(2) 「消火器訓練」を実地必修科目として独自に追加

ドローンの多くはリポバッテリーを使用しており、発火の可能性がつきまといます。一方で消火器の使用方法が分からないという方が多く、現場で万が一のことが発生した際に消火活動ができないようでは困ると判断し、消火器訓練を実施の必須科目として追加することにいたしました。
※実際にはABC消火器では、リポバッテリーの火災に対応しきれないこともあります。

(3) 「CRM」や「リスクマネジメント」の学科内容を大幅に独自追加

今後ドローンはこれまで以上に、産業としての発展が期待されております。このため、これまでは個人パイロットが単独で仕事を行うことが多かったところ、今後は企業として取り組むケースが増えていくものと思われます。かかる状況下、チームビルディングをはじめとしたCRM (Crew Resource Management)やリスクマネジメントは今後益々ドローンの運航において重要視されていくはずです。従来より当社では、これら取り組みを積極的に自社のオペレーションに組み込んで実績を積んでまいりました。ここから得られたノウハウを皆さまに展開していくこととなりますので、受講生はより実践的な取組方法を学ぶことが可能です。

(4) 飛行日誌&チェックリスト統合システム「FLY SAFE DRONE OPERATION Dashboard」を使用した受講生のログのデータ管理

先日当社よりリリースをいたしました飛行日誌&チェックリスト統合システム「FLY SAFE DRONE OPERATION Dashboard (FS-DOD)」を実地講習で使用いたします。フライトにおける一連の流れをチェックリスト化したしくみのため、受講生はオペレーション手順を体系的に学ぶことが可能となり、同時にフライトログも管理ができることとなります。

 

他校登録講習機関との比較

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