DEC(Drone Emergency Care)応急処置講習

⚠ご注意⚠
2022年12月より、ドローンによる負傷者発生時の救護措置が航空法で義務化されます。

 ドローンのための”DEC応急処置講習”

空飛ぶロボット「ドローン」には多くの可能性が秘められており、少子高齢化の進む世界において、その重要性と必要性はますます高まっております。一方で便利なロボットではありますが、3次元を動くがゆえに、万が一の際は一気に凶器と化す可能性があります。ドローンのための”DEC (Drone Emergency Care)応急処置講習”で、万が一起こしてしまった場合の事故の被害を最小限に食い止める方法を学びましょう。

※DEC応急処置講習は、民間企業が実施する講習です。国家資格等ではございません。

DEC応急処置講習開発の背景

(1) 人身事故発生時の負傷者救護が必須になる。

2022年12月より、万が一ドローンで事故を起こしてしまい負傷者が出た場合にドローン従事者は、負傷者の救護に駆けつけなければならなくなります。これは交通事故の際の「緊急措置義務」(道路交通法72条1項)と同じようなものです。

「緊急措置義務」では、人身傷害を伴う場合に事故関係者は、救急車を呼ぶ・病院に運ぶ・事故現場において止血など可能な応急手当をするなど、必要な救護活動をしなければならないとされており、これを怠るとひき逃げ(救護義務違反)として厳しく罰せられます。

現時点において、ドローンによる人身事故で負傷者救護を怠った場合の処罰についての情報はありませんが、救える命は救うのが当然であり、またドローン従事者の責務と私たちは考えております。

(2) 手動飛行から自律飛行への変化に合わせた運用が求められている。

これまでのドローンは手動飛行を中心とした操縦であり、リスク回避のための運用は操縦技量の向上および人がいないところで飛ばす、程度でした。しかしながら時代は既に自律飛行へと進み始めており、操縦技量に加えた対策が求められていくはずです。つまり事故発生直後の適切な対応が必要であり、応急処置のスキルと装備を活用した、緊急対応における被害の軽減が必要とされていくはずです。

(3) フライト現場から医療機関までの距離が離れていることが多い。

現在行われているドローンの実証実験や撮影・インフラ点検などは、どちらかと言えば人里離れた過疎地域・山間部・離島等でのフライトが多いかと思います。当然、医療機関までは距離が離れていることが多く、万が一の際の搬送にも時間がかかってしまいます。

一方で出血多量からは1時間、呼吸停止からは15分、心臓停止からは10分で救命の可能性は限りなくゼロになってしまいます。つまり、ドローンの飛行現場で起きた事故に遭遇したメンバーが救命対応を行えないとなると、本来失わずに済んでいた生命や身体機能を喪失してしまう可能性があるのです。

DEC応急処置講習の特徴

(1) 消防の一般的な講習と違いドローンに特化したプログラム

日々現場でドローンを飛ばしているからこそ分かるリスク。当社では、経験した現場数・機体の種類・操縦方法などなど、ありとあらゆるパターンにおいて安全な運行方法を追求しながら経験を重ね、そして対応策についてアップデートを繰り返してきました。このリスクを最小限に食い留めるための措置こそがDECの哲学であり、これはドローンサービス企業でなければできないことです。

また一般的な応急処置講習では、ドローンとは関係のない部分も多数含まれてきてしまいます。DEC応急処置講習はドローンに特化することで、ドローン従事者の皆さまが効率的に応急処置法を身に付けることが可能となっております。

(2) 看護師・航空保安要員(客室乗務員)監修による講習プログラム構築

DECのテキストおよび講習は、ドローンサービス企業である当社において、看護師・航空保安要員(客室乗務員)それぞれの監修を受けて構築されました。つまり、ドローンサービスのプロフェッショナル・救急救命のプロフェッショナル・航空保安のプロフェッショナルで作り上げられた、世界でたった1つの講習になります。

(3) オンラインによる事前学習制の導入で実技中心の1日講習を実現

複数日に渡る講習は、忙しい企業の皆様においてスケジュールを調整するのが大変です。このため、1日間で必要な知識と技術を身につけられるよう、座学については事前にオンラインで学んでいただくこととしました。これにより”DEC応急処置講習”の対面講習は、即現場で活用できる”実技が中心”となります。なお、オンライン学習の動画は、受講後もいつまでも再拝聴が可能となっておりますので、復習に役立てることも可能です。

(4) 認定証の発行

オンラインによる事前講習および実技講習(実技試験あり)を受講いたしますと、オリジナルの認定証が発行されます。ドローンのフライト現場には必ず携行し、必要に応じてクライアント・お取引先の皆さまにご説明をいただくことで、安心感を提供できます。なお、認定証の有効期限は2年間となっております。2年毎にアップデート講習(3時間程度、座学+実技)を受講いただくことで更新が可能です。応急処置のガイドラインは変化していきますので、その変化に対応させるためにも、2年毎の更新をお願い申し上げます。

DEC応急処置講習で学べること

”DEC応急処置講習”では、以下のようなことを学ぶことができます。

  • 119番にかけたときの対処方法
  • スタンダードプリコーション(標準予防策)
  • ELS(一次救命)の対応フローと処置方法
  • PRICE処置法(肉離れや打撲、捻挫など外傷を受けたときの基本的な応急処置方法)
  • 心肺蘇生方法(CPR)とAED使用方法
  • ドローンの現場でありえる怪我の応急処置方法
      • 指の切断
      • 擦り傷・切り傷
      • 打撲
      • やけど
      • 虫刺され
      • 熱中症  など全23項目

講習カリキュラム

(1) 事前オンライン講習

お申込み後、講習前日までにオンラインにて座学を学習いただきます。オンラインの座学講習は2時間程度となっており、また細かく章に分けた動画として通勤時にも無理なく学べるように配慮しました。

(2) 対面講習

対面講習は、実技を中心としたワークショップになります。

時間 内容 区分
9:30〜9:50 オリエンテーション
9:50〜10:10 スタンダードプリコーション ワークショップ
10:10〜11:10 一次救命処置①(意識・呼吸の確認、CPR、AED) ワークショップ
11:10〜11:25 一次救命処置②(JCS、バイタルサイン) ワークショップ
11:10〜11:25 PRICES処置法 ワークショップ
11:35〜12:10 三角巾、シーネの使用方法 ワークショップ
12:10〜13:10 昼休憩
13:10〜13:45 出血時の応急処置方法
瞳孔・対光反射の観察方法
ワークショップ
13:45〜14:00 ポイズンリムーバの使用方法 ワークショップ
14:00〜14:05 休憩
14:05〜16:05 ドローンの現場で起こりうる応急処置方法 ワークショップ
16:05〜16:30 効果測定 実技テスト
16:30〜 質疑応答

>> チラシのダウンロードはこちらから

金額

※企業などでまとめて受講をご希望の場合、各種割引制度を用意しております。お気軽にご相談くださいませ。
※価格は、テキスト代ならびに使用する資材の費用を含みます。
※最少催行人数に満たない場合は、開講できない場合があります。その際には別途、日程をご相談させていただきます。

講習のみの場合

おひとり様あたり、27,000円(税込29,200円)

DECキットを同時お申し込みの場合

おひとり様あたり、45,000円(税込49,500円)
※DECキットの概要については、本ページ下段もしくは販売サイトをご参照ください。

受講方法

定期開催コースで受講

現在のところ月に2〜3回、DOSA運営事務局のある千葉県千葉市にて、定期的に開催をしております。ご予約はこちらからお願いいたします。
※最低開講人数2名です。参加人数が2名に達しない場合は別日にて改めて受講いただくよう、ご案内をいたします。

<講習予定日>

9月8日(金):満員御礼
9月22日(金):予約受付中
10月7日(金):予約受付中
10月14日(金):予約受付中
10月21日(金):予約受付中
10月28日(金):予約受付中

お申し込みはこちらから

出張開催コースで受講

企業様向けに予め日程調整の上、ご指定の場所まで出向いて講習を開催いたします。詳細については、お問い合わせフォームよりご相談くださいませ。
※4名以上の参加が条件となります。
※ご指定場所での出張出前講習の場合は、手数料、旅費交通費、宿泊費(遠方の場合)等が別途発生いたします。

お問い合わせはこちらから

DECキットについて

DECキットは、ドローンのフライト現場で起こりうるケガに対する応急処置として必要なアイテムを取り揃えた、世界で唯一のドローン専用の応急処置セットになります。

セットの内容

緊急時に速やかに必要なアイテムを取り出せるよう、バッグの中をA〜Fまでグループ分けして収納してあります。
※各アイテムの種類については、予告なく変更する場合があります。
※一部アイテムについて指定医薬部外品につき、薬事法の関係で小分けや専用バッグに梱包しての販売ができないアイテムがございます。恐れ入りますが、お客様ご自身にてお買い求めいただきますよう、ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。

グループA:スタンダードプリコーション

  • 保護メガネ
  • 感染防御手袋【3セット】
  • 手指消毒剤 [指定医薬部外品につき、別途お買い求めください]
  • 不織布マスク(ドクタープロテクトマスク・普通サイズ・PFE≧99%)【3枚】

グループB:出血対応

  • 清浄綿(サイズ:80×80mm)[指定医薬部外品につき、別途お買い求めください]
  • 切断指キット[指定医薬部外品につき、別途お買い求めください]
  • 消毒液(アプリスワブ)[指定医薬部外品につき、別途お買い求めください]
  • 綿棒【5本】[指定医薬部外品につき、別途お買い求めください]
  • 傷テープ(リバテープ)[指定医薬部外品につき、別途お買い求めください]

グループC:ツール類

  • 安全ピン(44mm)【5本】
  • 衛生器具3点セット(ハサミ、ピンセット、とげ抜き)
  • ホワイトテープ(12mm×9m)
  • 洗浄用キャップ
  • ハサミ(メディックシザー)
  • 人工呼吸用キューマスク
  • メディカルペンライト
  • 止血帯

グループD:外傷対応

  • 急速冷却材(持続時間60分)
  • ソフトシーネLサイズ
  • ソフトシーネMサイズ
  • ソフトシーネSサイズ
  • 救急三角布【2セット】
  • 自己癒着包帯(5cm x 4.5m)【2セット】

グループE:カード類

  • 意識レベル表付きゲージ付き定規
  • DECアイテム一覧表(裏面は一次応急処置フロー図)

グループF:サバイバル

  • ポイズンリムーバ
  • アルミブランケット
DECキットのみのご購入ご希望の方へ

DECキットのみの購入をご希望の方は、以下よりお買い求めください。なお、キットを持っていても使い方が分からないと意味を成さなくなってしまいます。このため、講習とのセットでのお申込みを強く推奨いたします。

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