レベル4飛行実現に向けた新たな制度整備について

2022年4月20日付けで、無人航空機の機体の安全性確保、操縦者の技能証明、運航管理のルール等に関する新たな制度整備について、とりまとめ結果が公表されました。一等資格、二等資格に関する要件等も公開されています。また空域の管理について、これまでとは異なり、欧州や米国の基準を参考にしたカテゴリ分けが採用される見込みです。

本日は、DOSAとして皆様のビジネスにおけるドローン利活用のお手伝いができる内容が何点かありましたので、ご紹介をいたします。

  1. 救護義務
    すべての操縦者は、自身が操縦する無人航空機によって人が負傷した場合に、その負傷者を救護することが運航ルールの要件に追加され、航空法にも明記されます。この救護義務は自動車と同じようなものをイメージされているようですが、具体的にどのようなスキルと知識が必要かまでは現時点では公開されていません。DOSAではすでに、DEC (Drone Emergency Care)応急処置講習という講習をスタートさせています。ドローンによる想定事故とその対処方法について、看護師が実技を中心に説明を行います。すでに感度の鋭い方は受講をされ始めております。
  2. 運航日誌の作成
    飛行場所、飛行時間、整備状況等の情報を日誌(飛行記録及び点検・整備記録様式)に記載することが求められるようになります。こちらについては、DOSA受講生向けにすでに電子記録のできるシステムのトライアル版の利用をいただいております。今後、よりよいものを開発し、DOSA受講生には特典を付けてご案内しようと考えております。
  3. CRMの習得
    2等資格の要件にCRM知識の習得が挙げられております。CRMとはCrew Resource Managementの略称で、人間が起こすミスの原理とその対策として航空業界で以前から取り入れられている管理手法になります。DOSAは設立時より「ノンテクニカルスキル」を重視したスタンスで各種講習を実施してまいりました。そして「ノンテクニカルスキル講習」を昨年12月より実施しております。

DOSAは一般的なドローンスクールとは一線を画した、ドローン利活用のためのビジネスドローンスクールの管理団体です。管理団体を運営するダイヤサービスのドローンオペレーション実績から得られたノウハウを包み隠さず、講習内容に展開をしています。DECにしろCRMにしろなかなか見向きされづらい講習ですが、目指してきたことは間違いではなかったとこれで改めて確認できました。

ドローンをビジネスとして利活用されたい法人様、ドローンスクール選びの際はぜひ、一番最後にDOSAの説明を聞いてください。実践寄りでかつ、DEC応急処置講習やノンテクニカルスキル講習などのよそには無い講習が準備されています。ただ飛ばせるだけではビジネスとしての利活用は困難です。DOSAなら、間違いありません。

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