9月より講習に「消火器訓練」を必須項目として追加

2022年9月より、DOSAの「ドローン運用技能認定」講習および「産業用ドローン運用技能認定」講習において、消火器訓練を実技講習の必須内容として新規追加いたします。

ほとんどのドローンではリポバッテリーを使用しております。リポはニッケル水素バッテリーなどの充電池と比較すると、小型・大容量・大パワーと非常に便利なバッテリーである反面、使い方を誤ると危険なものと化してしまいます。

墜落や過充電等により、これまでもドローンやラジコンのバッテリーが過去に何度も発火や爆発が起こっていることは、ドローンをされている方であれば誰しもご存じかと思います。2019年には国交省航空局より、「無人航空機(エンジン機、電動機)が不時に落下した場合、地上火災が発生する可能性がありますので、被害軽減のためには初期消火活動が重要であり、運用する無人航空機に搭載の燃料やバッテリーの種類、火災の種別に応じた消火機材を用意および携行することを強く推奨します」という通知が出ております。

また、国土交通省航空局より提示の「無人航空機(ドローン、ラジコン機等)の安全な飛行のためのガイドライン」(令和4年6月20日)には、『火災発生時の初期消火への備えとして、無人航空機に搭載する燃料や電池の種類、火災の種別等に応じた消火器等を準備・携行するなど、緊急時には、操縦者と補助者が適切に対処できる体制を構築してください。』と記載もございます。

これからもDOSAでは、真にオペレーション上必要と判断されることを講習内容に惜しみなく追加してまいります。今後ともどうぞ、よろしくお願い申し上げます。

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